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無事帰国

帰国した。

これといった感動もなく。

あの2年かという時間はどこか夢心地のような気分の中で過ぎていった。

本当に3週間前に自分があの国に、あの大陸にいたのか疑ってしまうほど。

フランス語も徐々に忘れていくのだろう。

現地語もしかり。

「日本が素晴らしい」ということや「アフリカが素晴らしい」なんてことを話しても仕方がない。

合うか合わないかのことだと思う。

自分の経験としてだけで、留めてしまうことは少しもったいないことだと理解している。

次、何を生業として生きていくか、そこで活かせたらと。

あの国で思い返させてくれたことを一度整理したいと思う。

人生で何を大事にしたいか。

人生の限られた時間を誰とすごし、何に費やすか。

優しさという基準で人の価値判断すること。

人と関わり合うということ。

少し詳しく。

彼らは正直者で、優先順位がはっきりしている。

僕なんかより人生に対してとても誠実だ。

欲張らず、大事なことから大事にしている。

大事な仕事の途中でも、子供が熱を出したとなれば、帰るし。

神様へのお祈りが大事となれば、お酒は飲まないし、豚は食べない。

家族が大事という当然のことや、何歳になっても勉強する姿や、仕事を過度に人生の軸にしないこと。

人らしい生き方のように見えたのはなぜだろう。

仕事以外の趣味や社会活動を大事にしている彼らは素敵に思えた。

優しくされるということ。

優しいというのは、自分の中で今まで大した性格の要素でもなかったが、あの国で感じさせられ、強いや弱いやかわいいという形容詞で表されられる人の性格を超えて、大事な要素へと昇華した。

あの国の多くの人に優しくされたからだろう。

人は優しくされたら、人に優しくしたくなることがよくわかった。

人と関わるというのが、生きる。

なんてカッコつけた言い方をわざわざするまでもないけど、まさにそうだと思った。

朝、挨拶して、話して、仕事やプライベートを話す。一緒に同じ飯を食い、帰りにオルボワールとさよならをする。

なんだろう。

日本でもしているけど、ちゃんとできていないこの営みに癒されたのか、学ばせられたのか、感慨深かった。

正直なところ、仕事面ではあまり学べる部分はなかった。

しかし、がんばっている人もいた。

これからも応援していきたい。

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帰国後のこと

東京や福岡、愛媛、少し別府。

来週は関西。

だいたいお世話になった人、仲のいい友達とあっている。

会社を無事退職し、次の舵取りを徐々に決めないといけいない。

フランス語圏・フランス語・西アフリカ・テレビ・映像制作。

それぞれのレベルアップに加えて、もう少し別のキーワードを付け加えたい。

まずは手っ取り早くフランス語の試験かな。

このあたりのキーワードで仕事探しを行うけど、同じ業界で少しやりつつ転職活動となるのかなぁ。

学び直してもいいし、資格をとってもいい。

ビジョンを少し見直さないといけない。

けど、将来なんて見えない方が楽しいと思っちゃう性格なのにね。

地方から海外へ行ける仕事の模索もしたい。

5月末までは福岡にいることになりそう。

次はどんな内容の投稿をするんだろう。

posted by unclejohn | 10:55 | JOCV | comments(0) | - |
2016
2016年になり、早いもので1月下旬。

テロが起きた。

外国人狙い、18国籍、30人が亡くなった。




残り2か月を切った。

帰国日も決まった。

やる気が俄然落ちている。

体調も悪い。




次、どこで働くか、という難題がまだ手付かず。

会話の質について考える。

地方での会話。

東京では、テレビの仕事はいろんな場所にいけた、とは思う。

がしかし、犠牲にしたものは多い。

高画質なんて興味もないし、メディア批判にうなづくことも多々有る。

今後は、少しこの世界から一歩離れたところで働きたいなぁ。

自分の興味にあったテーマを取り上げるスカパーの番組があった。

食べ物や、オウム心理教(森達也氏)、エログロ、おっぱい、などなど。

テレビっていろんな人が関われる分、住み分けに苦労する。

でも、テレビでも映像でもメッセージに込められているものは、
真実を伝えるのではなく作り手の解釈。

意外としたかったことって、テレビじゃなかったのかもしれない。

じゃあなんだ?



オシムが出演しているCMでいいフレーズがあった。

「恐れることを、恐れるな。進め。」

自分を奮い立たせるときに、ぜひ。




この残り2ヶ月。

自分の時間・自分の努力をどこに向けるか、集中するか。

僕は今まで人生逆張りで生きてきた気がする。

5年後、10年後、想像できない生き方がしてみたい、なんてことを思って生きてきた。

今まで憧れた人は、アーティストや新しい生き方の人や外れた人、家族を大事にする人。

そこを目指したいというより、その要素を加えて自分なりのハイブリッドをしたい。

ファンキーな人生。




どこかこの国の人を馬鹿にしている節がある。

僕に限ったことではないし、国際協力に携わる人も例外ではない。

この業界の罪なところは、善人ぶっているところ。

もう少しビジネスライクであってもいい。




ライフルを試し打ち。

お値段なんて、約2000円(10発)。

自分の身は自分で守るなんてことはどうでもいいけど、こんなに簡単に銃を撃てるし触れる。




大学時代、僕が勉強を教えていた児童施設の子からの連絡。

大学の後輩たちがその園の子達とイベントを開催してたり。日々交流がしているらしい。

園長が僕の家庭教師的な活動を評価してくれてたことがきっかけだったとのこと。

10年経った今聞いて、素直に嬉しい。



今年は、帰国やたぶん転職・移住などなど人生第二ステージへの大事な一年。

健康・安全、第一に頑張っていこう。

posted by unclejohn | 07:42 | JOCV | comments(0) | - |
落ちると落ちる
タイトル通り。 最近はもっぱら働く先のことから 自分のことを考えている。 その結果、時間を自分についやし 現場をおろそかにしている。 が、これも経緯があってのことだ。 充分時間を共有したし その場で説明もしたはず。 足りなかったのだろうか。 余分なことはせず 求められたことを着実に貢献することが大事というアプローチになった。 その結果、作業は個人にしたほうがよい。 たまには、もろもろ話にいく。 たたき台を書いても書いても 返事がない。 これが続いているのがここまでの活動。 プレゼンしてもほぼ響かぬ。 あまり深く考えこまず、切り替えて 余力は他に回すことにした。 傷めたものなんて、たいしたものではないけど 人生短いのだ。 こちらも途中で区切る必要を感じる。 この2年間という時間を 自分なりに完結させるには 納得させるためには 大事にするためには 考え尽くす残りの日々にしたい。
posted by unclejohn | 05:51 | JOCV | comments(0) | - |
お久しぶり
日本は夏真っ盛り。

ここは雨季真っ盛り。

久しぶりに書いてみる。



お腹の中に寄生虫が数種類いるっぽいので、薬を飲んだ。


ここでの活動で前の職場の人にお世話になる。

プロに気軽に聞いてはいけないと思うも
やはり聞かないとすまないタチ。

答えてくれるみなさん、ありがとう。

大事に紡ぎます。


甲子園がはじまった。

人生で後悔したことは何と聞かれるとたぶん、それは甲子園に挑戦しなかったこと。

夏が終わった高校球児も、まだ夏が続いている球児もその時しかない輝きを自信にしてほしい。


ネットでのサービスが充実しすぎている。

だいたいのことはサポートしてもらえる。

しかも低価格で。

要はそれを使って自分が何を提供するかだと思う。


夏の家、という北欧の居住文化を知る。

生き方の参考にしたい。


仲のいい友が帰国した。

これから誰を飲みに誘おうか。

寂しいですね。


あなたは何を失えば、あなたじゃなくなりますか?


編集本なるものを作っている。

が、テクニックを伝えるんじゃなくて、意味を伝えたい。

でも、フランス語の専門用語なんてどこにも載っていない。


人生って面倒臭い。


人は仕事がないと政治に関わり始める。


アシスタントのときのことを思い出す。

上の人のタバコの銘柄、飲んでいた種類、だいたい覚えていて予備を持っていた。

そんな世界だったんだ。


人は驚くと泣いてしまうという真理を知ってしまった。


モロッコ旅行が楽しみな日々。


ではまたね。

 
posted by unclejohn | 09:05 | JOCV | comments(0) | - |
雨の始まり
この異国で雨季を迎えるのは2度目。

涼しい風と雨の匂いで
深夜の感慨に耽る今。

僕はこの2年間で一番得た、得るであろうものがわかった。

それは時間。

がむしゃらに働いてきた分、今止まってみたくなったのが今なのかもしれない。

そして、何を失ったのか。

選択肢や可能性といったものだろう。

増えたということもあるが、あまり失ったものが見当たらない分、両側面あるこんな言葉が思い浮かんだ。



ここでの近況、全く進んでいない。

貢献どころか、中途半端に仕事を増やしているんじゃないかと思ってしまうぐらい。

何か大きなものにぶつかっている気がする。

それはこの国の頭脳なのか、人間性なのか。

それとも僕個人の性格の問題なのか。

それとも不理解の結果なのか。



政治力。

この国というよりもこのアフリカで暮らすものが感じる大きな力。

日本でいうところの、顔が効く、幅が効く、多数、勝てば官軍、人徳、財、受け入れる器、などか。

どこまで、この渦の中で僕は翻弄されるんだろう。

自宅の警備員に関してまで、それを感じてしまう。

その反面、実力や能力といったものは無関係。

わかる人もいないし、わかる必要がないのだとおもう。

誰もそれを求めていないし、それで何かが変わると感じていない。

人と人がこの国である以上、ここで対人関係を変えることに匹敵しないことは価値がないに等しい。

大きなこの大地を動かす力は、やっぱり政治力なんだろうか。



日本のドキュメンタリーを見る。

安心する。

人が苦しい思いをしている、していた。

その一言を聞くと、同じ境遇に安心したり、同情したり、
自分だけではない苦しみをテレビで擬似共有できるのだと思う。

おそらく人を下にみて、満足する自分になることもありうる。

あれは、いつかの自分じゃなかったか、なんて重ねたりすることもある。

他人の人生は他人の人生。

番組で話してくれた言葉が人のためになっている。

スタッフの努力や人柄もあるけど、答えてくれる人が作っている番組なんじゃないかと思う。

少し彼らの生きた言葉が、見ている人に一歩進める勇気を持っている。

答えてくれた人の

大きな力を再認識する。



一番辛かった仕事をしていたときに、偉いなぁ、って思った女性が第二の夢を追いかけていた。

当時、あの笑顔が多くの人を支えていたと思うこの頃。

キャリアなんて言葉を使う自分が変に思たこともあったけど、
こんな異業種にいった彼女をみると僕もどこにでもいけるんだなぁなんて思う。

あの時、ちゃんと話していたらよかったな。



本当に必要なものって、多くない。

姉から物資が届いた。

とてつもなく多かった。

別に多いから感動したというわけではない。

中にはこの国で手に入るものだってあった。

必要に感じたことはこの届いた事実。

その事実は僕に少しの勇気と少しの励ましになった。

それと同時に家族という運命付けられた社会で生きていることを実感。

特別仲がいい姉弟でもない。

本当に必要な物資なんて、入ってなかった。

でも、思ってくれたことに感動したんだと思う。




日本での暮らし方。

もうあんなにガツガツは働かない。

たぶん無理すれば、できる。

何かを押し殺せば、簡単。

何が大事なのか、それを教えてくれたのは間違いない、ここの人なのだ。

それと同時に、日本の働く人の矜持を思い出す機会があった。

心や体が覚えている。

ゾクゾクした。

しびれる思いがした。

しかし、たぶん長続きしないのだ。

一時的な強い思いというものは拠り所になる。

すべからく見ると、足腰の弱い支えでしかない。



日本では総理も歯車。

本気でそう思う。

この国では、独裁者がいなくなるといろいろ身の回りのことが変わる。

居酒屋の営業形態から、職場の人事、クラブでの音量、町の治安まで。

高度社会と途上社会の違いなのかな。



猫になりたい。

猫が脱走していた。

1週間して、帰って来た。

本当に良かった。

今、一時預かりの猫とその猫が舐め合っている。

僕も猫になって、混ざりたい。



雨が降り止んだ。

少しずつ潤いを取り戻したい。
 
posted by unclejohn | 10:17 | JOCV | comments(0) | - |
1年

久々すぎて前に何を書いたのか忘れた。
 

こっちに赴任して1年が経つ。

活動も成果といった成果はなく、
ただこちらのビールを飲んでいる日々。

無理して成果を出す気もなくなり、
半分以上はプライベートな?こっちでの生活を楽しむことに。

この国の人と平日遊ぶ?話して終わるんだけど、
休日は大使館やJICAなどの人と遊ぶことが増えてきた。

家やレストランで飯食ったり、たまに遠出も。

首都近郊にリゾートと言えるほどでもないけど
のんびりする場所があるので、たまにそこへ行きリラックスする。

家では、日本から送られてきた食材に助けられ
猫とゴロゴロする日々。

この1年、何をしてきたかと問われても
ただ暮らしてきました、としか答えられないけど
まぁ全体的には楽しく過ごせた。

あとは早く海外逃亡したい。
モロッコとセネガル。

フランス語は国際的な試験があるようで
いつかは受けないとなぁと目論み中。

やはりここで成果をあげるのも大事だけど
斜め転職するなら、フラ語は欲しいかなぁ。

そんなことしか考えていない日々。

たまに手紙を書いたり、土産を先に送ったり。
部屋を飾ったり、いい椅子を買ったり。

これといったことはしていないけど、
たまにある報告義務だけちゃんとしている。

それがこの間5回あるうちの3回目が終わり
だいぶ気がぬけた。

あとはなるようになる。

頭の中はアフリカンなのかなぁ。

ギリギリ心配しているから、大丈夫か。

モロッコの登山の装備、どうしよう。

posted by unclejohn | 01:43 | JOCV | comments(0) | - |
無題という題
いろいろ停滞している。

自分は専門家でもないし、職人でもない。

こうした公の文章で無理矢理答えや主張をひねくりだすのも間違いだ。

そのまんま、いまを記しておこう。

このブログも人に読んでもらいたいというよりも、自分の記録として続けている面が強い。

敢えてわかりにくく、特定されないように記載する。



仕事というと大げさになるけれど、こっちでの”仕事”について。

赴任して何も変わっていない。

変える必要があるかないかをこっちの人に判断してもらうというのも難しい気がしてきた。

赴任自体、国際交流、と割り切ってしまえばいいのだが。。。

そういった面を強く帯びていることもわかっている。

が、志を高く持つのは悪くない。

徐々に書いていくとする。



ここ1か月ほど仕事になっていない。

むしろ、振り出しに戻った。

しかし、悲観しているわけではない。

むしろ、ラッキーだと思った。

当初の計画は優等生すぎたし、面白みを欠くんじゃないかと考えていたから。

仕事のスタンスとして僕は一歩引いていると言っていいかもしれない。

熱意があるかと言われれば、少しは、、、といった具合。

ないわけではない。

ここの仕事は現に回っている。

先輩の言葉をかりれば、「それでもテレビは放送される」である。

様々な問題を抱えながらでも、放送せざるをえない、というのである。

産業として成熟していないし、映像リテラシーも皆無に等しい。

「期待されていない、一般の関心が少ない、評価をされない、指標がない、サービス文化がない」等々。

原因を考えてみるが、それのどれも当てはまる気がする。



汚職や賄賂。

こっちでは堂々としていられるほど日常に溢れている。

僕もそれを享受した経験もある。

アフリカが発展しない理由のひとつだとも思う。

ひとつ言えるのは、利害調整のとれた組織運営ができていない。

下っ端は下っ端の賄賂を受け取り、上は上の賄賂を享受している。

それを良しとしているわけでもない。

それをよくないことだともわかっている。

リスクやコストから見ても、した方が絶対にいいのだ。

その方が仕事が進むのだ。

俄然、私腹が肥えることならば、当然と言える。

私物としてコントロールできる縄張りを確認でき、自分の意味を自ら見いだす。

これはどの世界でもありがちだ。

国より部族の方が大事。

そんな考えもできる。

国という枠よりも部族という血を選ぶ。

それもアフリカの側面だとも言える。

部族や家族を優先し、僕らからすると発達した国の公共サービスやインフラをないがしろにする。

汚職や賄賂がなくならない。

もちろん、明日の飯が侭ならないのもわかるが、そこまで経済レベルが低い人は汚職や賄賂には関与できない。

組織運営は利害関係をともにする仲間という面もあると思う。

それは人の管理なのかもしれない。

部族率を考慮した利害調整が前提で、上下関係による力の差=指示系統の明確化が必要なのかもしれない。

かといって、上が上で甘い蜜をすいすぎると部族という仲間意識は薄れてしまう。

部族より家族・自分を重要視する。

指示できる力の差を持って、その仲間に対して所属する価値を示さないといけないのだ。

大人しくしようね、これあげるからと。

他の問題も。

下克上がなされ、左遷が頻発する組織。

組織改革といえば、聞こえはいいが、ここでは危険な権力の誇示。


過去からの流れも汲まざるを得ない、組織の変遷が大事だと。

責任者を攻めたら、よいという話しではないし、日本や欧米の方法を取り入れればいいという話しでもないと思う。

いろんなことの利害調整ができる政治力のある人が組織を運営すべきなのだ。

そう、特にここアフリカでは。



存在してくれてたら便利だなというぐらいのサービスかもしれない。

そもそも国民や政府が生活に大事と思っていないのかもしれない。

いま言えるのは、社会が発達段階でまだ成熟していない。

逃げているのではない。

現実だ。

当然、同時に前進する必要があるのだ。

アフリカの小国とは言えど、いつかは発展するのだから。

想像もつかないが、舗装された道路にはマクドナルドやファストファッションが立ち並ぶだろう。

日本だと業界を志望する大学生でも少しは考えそうな、理想や意義。

それをここで考える
ことは、予想以上に難しい。

いろんなメンタリティが欠如している。

未熟だからか。

残念だが、それ以外に考えが見当たらない。

まだまだ時間がかかる。

当然、僕のいる期間だけでは不可能だ。

どこからやり始めたら、よいのかという点に苦慮する。

それが今。

繰り返す。

業務は遂行されている。

高性能を求める欲望とメンタリティの欠如の狭間で。

 
posted by unclejohn | 09:31 | JOCV | comments(0) | - |
クーデターその後
1週間ほど経った。

街中はいつも通りに。

拳銃も、強盗も見かけなくなった。

しかし、活動はほぼ中断。

どうしようもないことはどうしようもないと受け取る。

たぶんそれでいいんじゃないかなと。

自分がやりたいことよりもココの人がやりたいことを。



人はいつ豹変するかわからないということ。

ここの国の人は優しい・・・なんてことをずっと訴えている人をみると違和感があった。

人間ってもっと狂気に満ちている。

その反面、殺人者も犬や猫を愛でる。

だいたい行き着く先は報道の仕方がおかしい。

このへん。

メディアのせいにするのは簡単で、いかにももっともらしい。

発信元の信憑性やここの人の優しさを信じるお人好しが周りに多いのかな。

いや僕が冷たいのか。



警備員と仲良くなった。

自宅待機中、飲食でお世話になった。

パシリも嫌な顔ひとつせず、行ってくれた。

いろんな安全情報も持ってきてくれた。

彼とその兄は僕の為にアメリカのNGOの緊急物資をダンボールごとパクってきてくれた。

そのお返しじゃないけど、その兄は商売をしているようで、彼のところでDVDや他の商品も買っている。

日本のように情報が出回り、あの店が最安値とか最新版があそこにはある、というのは情報社会の良さ。

ここアフリカだとネットはあるけどそうした情報よりもヒトツテというものが重要に感じる。

信頼やつながりというのがこの大陸だけじゃなくても日本も前時代的にはありふれていたんじゃないかな。

いろんな場面で少しの損よりも、その信頼やつながり、というものに価値を見いだしている。



こっちでお世話になっている事務所の記念周年冊子をつくることになった。

パソコン環境だけどうにかなれば、エンジンかかるのになぁ。



この首都で日本の留学生と知り合いになった。

若さを懐かしむ。

APUにもいたような子だなぁと。

もっとエネルギーを出していかないとなぁ。



庭のマンゴーの木が実をつけ始めた。

あと1〜2か月後にはいっぱい食べられる。

庭仕事をしたい。

無心になりたい。



自宅待機中、時間を気にしなくなったので何かに集中していたら、庭からアッラ〜とイスラム教の警備員がお祈りをしている。

これが時計のようになっていた。

早朝と午前前、おやつの時間前後、夜と1日に5回お祈りしているのでその頃になると時間がわかる。

ここの人達に時間を教えてもらっている。



猫が徐々に大きくなっている。

相変わらずかわいいけど、帰宅時によってこなくなったので残念。



AVを見ると、その国の好きな映像表現がわかる。

とても静かだったり、局部をアップにしなかったり、カメラを固定にしたり、ストーリーよりも本番を重視する。などなど。



セオリーと実践は同時にやるとよい。

映画学校に通っている同僚を見て強く思う。

モチベーションはあがる。

セオリーから実践につながったり、実践からセオリーにつながったり。

これは他の分野にも当てはまるんじゃないかと思う。



帰国後のことを意識する。



動乱を心配し連絡をくれる友達、家族に感謝する日々。

僕は元気にやっています。




 
posted by unclejohn | 01:07 | JOCV | comments(0) | - |
世界で小さな火傷

きょう夜、火傷をした。

なんてことはない、利き腕はない人差し指の先端。


この火傷を忘れることはないかもしれない。



 

僕が今いる西アフリカの小国で、クーデターが起きた。

世界からしてみれば、ほんの小さな出来事かもしれない。


日本ではニュースにもならない小さなこと。


近所では暴動や略奪。

政府や国会、職場も破壊された。


日中、なす術のない自分はあまり考えなかった。


もちろん銃声か空砲は聞こえたけれど、作業をしていた。


何もできないのに、騒ぐべきではないのは大震災のときによくわかってたから。


冷静沈着に。


夕方になり、戒厳令や夜間外出禁止令が出され、今は静かな夜を迎えている。


ネットが使えるようになってメディアのホームページで職場が破壊された写真を見たり
同僚に電話をかけまくっていると徐々に不安になった。


今後、どうなるんだろうって。


あのスタジオは壊された。


カメラも。


編集パソコンは持っていかれた。


ゼロだなぁって。


僕らの大事なものがどんどんやられてった。


元通りにならないかなぁ。


幸い、同僚やみんなが怪我していない。


それだけで十分か。


マイナスになったものをゼロに戻す仕事か。

日本人のお得意技じゃないか。


帰国せずにまだここに残りたい。


そう強く思う静かな夜。

posted by unclejohn | 07:47 | JOCV | comments(0) | - |
7か月
経とうとしている。

何をしているのか、何もしていない。

まぁいいや、なんて吞気に思える今の身分、最高です。

少し前に自分のプライオリティを考えて、書き出してみた。

フランス語の上達
活動
旅行
小遣い稼ぎ か ビジネス

なんて結果になった。

当然か。

活動は二の次でいいじゃないかって今さら思う。

午前か午後は言語に時間を当てよう。




反政府デモが行われている。

家でのんびりしている。



ディレクターとプロデューサー。

その関係の重要性。

管理は最大最長への鍵。



日本のテレビ番組がやっぱりおもろいことに気付く。

密かに救援物資の忍び込まれていたDVDを見たら、ええ気分になった。

笑うってええこっちゃーと、見終わっての感想。




高木正勝さんの暮らし方をネットで読む。

田舎で暮らすのがいいんじゃなくて、実感できるというのがいい。

今、こっちの首都で意外と淡白な生活や仕事だから、どうなんだろうって。

ここにいるのは、前職の延長でできる何かと、次へのステップになる何か、海外移住の経験などを加味した結果。

別に発展させて上げたいなんて思ってないし、させられることでは本質的には発展しない。

別に発展や改善したくなきゃあ、しなくていいんじゃね。

っても思っている。

僕は僕で、ここにいる理由を詰めていたら、先に進むだろうし。



価値や価値観ってのを生むのが大事なんだろうなぁ。

本当に必要な物と、そうでないものと、あるものとないもの。

自分たちの職業なり技術の存在理由を実感する、と言うことが僕らの重要な意味の一つ。

そうなんだよ、そうだんだよ。

今さら、昔のツイートにうなづいてしまう。

とっても説教臭いけど実際のところそうじゃないかなぁと思う。

そこまではついていけないんだろうなぁ。

金が優先とか、物が欲しいとか。

優越感やぬるさしか感じられないのはそこなのかなぁ。

日本や他の国のテレビは少しはその仕事に対しての矜持を感じるのに。

まぁそれで回っているのだったら、よいとすればいいのか。

必要な情報や、この国に足りないものを提供する道を模索してほしいなぁ。

他国からもらったものを国民に提供しているようだけなら、電波だけ管理すればいい。

ここ以外の見てきたテレビは経済構造や自主規制から曲がった形だったりもしたけど
ここは芽がでて、そのままゆっくり腐るのを待っているよう。

つまるところ、価値や価値観を自分たちで作ったり、持ち出すと変わるのかな。

先輩が書いてた、途上国のテレビを表した言葉に共感。

「それでもテレビは放送される」



やりたいことのひとつ。

と殺をやってみた。

案外あっさり終わった。

あっさり食べた。

生き物はすぐ死ぬ。

もちろん人もすぐ死ぬ。

はっとする。



「人生で直面した根本的な課題はなんですか?」

働く目的を知れる質問だそうな。

好きな監督の言葉を思い出した。
Q 人生で追求したいことはなんですか?
A 僕は人間の記憶です。

やっぱり自分と向き合うのが一番難しい。

 
posted by unclejohn | 10:00 | JOCV | comments(0) | - |